AWSアカウントおよびリージョン毎に、EC2であれば1 か月当たりに購入できる数や、
その他サービス(RDSなど)においては合計数の制限が存在しますので、事前に制限をご確認ください。
制限値を超過する数量を購入予定であれば、AWSマネジメントコンソールのサービスクォータで直接申請していただくか、Chorus Portalのサポートで、「AWSへの申請代行」を選択して、制限緩和をご依頼ください。依頼の流れや記載する情報の一例を、本回答の下方に案内しています。
(ご注意)
制限を上回る購入申請が行われた場合には、ご指定の契約開始日に購入が行えません。このため、購入の前には必ずAWSマネジメントコンソールのサービスクォータで、現在の制限値をご確認ください。また、制限を上回る購入申請が行われた場合には、緩和申請が必要な旨、当サポートからサポートチケットでご連絡をする場合がございます。サポートチケットを確認されたら、すぐにご対応をお願いいたします。
■EC2
1 か月当たりに購入できるリザーブドインスタンスの数は、以下のように制限されています。
リージョンごとに、1 か月あたり 20 個のリージョンリザーブドインスタンスを購入できます。
さらに、アベイラビリティーゾーンごとに、1 か月あたり 20 個のゾーンリザーブドインスタンスを追加購入することができます。
例えば、リージョンに 3 つのアベイラビリティーゾーンがある場合、
リザーブドインスタンスの制限は 1 か月当たり 80 です。
つまり、そのリージョンのリージョンリザーブドインスタンス 20 と、
3 つのアベイラビリティーゾーンそれぞれで 20 のゾーンリザーブドインスタンス (20*3=60) です。
■RDS
EC2の「1か月あたりの購入数」とは異なり、同一リージョンにおける「アクティブなリザーブドインスタンスの数」となります。1回もしくは当月の購入数が40個以下であっても、現在のご利用状況から事前のご確認が必要です。
Amazon RDS のよくある質問 リザーブドインスタンス
Q. リザーブドインスタンスはいくつ購入できますか?
リザーブド DB インスタンスは 40 個まで購入できます。
40 個を超える DB インスタンスを実行する場合は、
Amazon RDS DB インスタンス申請フォームにご記入ください。
名前 デフォルト 調整可能
リザーブド DB インスタンス サポートされている各リージョン: 40 はい
■RedShift
クォータ名 AWS のデフォルト値 調整可能 説明
リザーブドノード 200 はい 現在の AWS リージョンにおけるこのアカウントのリザーブドノードの最大数。
■ElastiCache
Amazon ElastiCache エンドポイントとクォータ
名前 デフォルト 調整可能
リージョンあたりのノード 300 はい
Amazon ElastiCache よくある質問 リザーブドノード
Q: リザーブドキャッシュはいくつ購入できますか?
リザーブドノードは最大 300 個まで購入できます。300 個を超えるノードの実行を希望される場合は、
Amazon ElastiCache ノード申請フォームにご記入ください。
■OpenSearch Service(AWS Elasticsearch Serviceの後継サービス)
Amazon OpenSearch Service に関するよくある質問 料金
Q: リザーブドインスタンスはいくつ購入できますか?
1 回につき最大 100 個のリザーブドインスタンスを購入できます。
100 個を超えるリザーブドインスタンスが必要な場合、別途購入を申請する必要があります。
■Chorus Portalのサポートから行う制限緩和依頼の一例
最初のプルダウンメニューで、「[AWS]申請代行」を選択します。
次に、「対象のAWSサービス及びリソース」で、対象のAWSサービスを選択します。
例では、EC2のリザーブドインスタンス購入制限の上限緩和となります。「対象のAWSサービス及びリソース」を選択後、件名に
EC2インスタンスのRIの上限緩和
などとご指定ください。
次に、
・リージョン
・新しい制限値
・「説明」の欄に、申請理由を簡潔に記載ください。(AWSサポート申請時に「use case」として必要になります。)
その後、「送信」を選択して緩和依頼が完了となります。